2021.11.29

政府は、2016年から「働き方改革」の取り組みを推進しています。
ここ数年、リモートワークやDX(デジタルトランスフォーメーション)の導入など、
どの業界も、働き方改革への注目度は一層高くなっているといえます。

しかし、日本国内では、なかなかDXが進んでいないのが現状といわれています。

下記は、ダイヤモンドオンラインに掲載されている記事ですが、
日本の生産性が低い理由や賃金が上がらない理由が分かりやすく説明しています。

参照:「日本で賃金が上がらない」本当の理由、GAFAがなくても給料は上がる?
https://diamond.jp/articles/-/287848

記事を要約すると、
1990年に比べて、2020年にはアメリカの実質賃金は48%、イギリスは44%、
フランスは31%も上がっているのに、日本の賃金は4%しか上がっていない。

現在のグローバル化した世界では、世界で通用する高度な技能を身に着けた人々
の所得はいくらでも上がり、そうでない人の所得は全世界の所得の低い人々
との競争圧力によって上がらないからだとされている。

これを解消するにはアメリカのようにGAFAなどの巨大テック企業が必要だとされているが
ドイツもイギリスもフランスも、GAFAに匹敵するような企業はないが、それでも賃金は上がっている。

必要なのは、日本における様々な分野で、自動化など生産性を向上させること
だという事が書いています。

もちろん、ひとつの考え方ではあるのですが、不効率であることが分っていても
それをIT投資を行ってでも変えよう、人手に頼らない作業に置き換えよう
と考える会社と、不効率なまま何も変えようとしない会社があります。

多くの会社、地方公共団体、政府機関が、生産性をあげることに注力
する世の中になることが、日本の実質賃金を上昇させる事になるのかもしれません。

弊社の提供する給食管理ソフト「献ダテマン」は、給食現場にDXをもたらし
少しでも業務の効率化が出来たり、生産性の向上をもたらすことが出来るように開発を進めて参ります。

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